💞 学術集会ニュース(1)
2017年9月8日(金) 発行

日本心臓病学会
会員各位

第65回日本心臓病学会学術集会会長の宮崎です。
学術集会開催までいよいよ1か月をきりました。
学術集会を紹介するニュースを送ります。是非ともご一読いただき学術集会にご参加お願いいたします。

1.海外招待演者のご紹介

海外招待演者のご紹介です。全員掲載したいところですが、特に6名を選んでご紹介いたします。

✿ 抄録閲覧のパスワードは[プログラム集冊子に記載]しております。

Dr. Antonio Colombo (EMO GVM SRL / San Raffaele Hospital, Italy)
坂本レクチャー: Percutaneous Coronary Intervention―Past, Present, Future
9月30日(土)11:40~12:40 第1会場(大阪国際会議場5F大ホール)

今回の坂本レクチャーには、カテーテルインターベンションのエキスパートであるDr. Antonio Colomboを招聘いたします。特に冠動脈ステントに関してはその黎明期から現在に至るまで常に世界のリーダーとして大きな役割を果たしてこられました。本レクチャーでは、まさにPCIの歴史そのものをレビューしていただけるものと期待しております。

Dr. Mary Norine Walsh (President, American College of Cardiology/St. Vincent Heart Center of Indiana, USA)
特別講演2: Cardiac Transplantation: The US Experience
9月29日(金)10:55~11:40 第2会場(大阪国際会議場 5F 小ホール)
JCC-ACCジョイントシンポジウム: Heart Failure in Women
9月30日(土)14:00~15:30 第3会場(大阪国際会議場10F 1001)

現在のACCのプレジデントDr. Mary Norine Walshが、今回初めてJCCに参加してくれます。JCCとACCの連携に大きな役割を担っていただけるものと期待しております。御専門領域である心臓移植に関する御講演のほかに、現在特に興味をもたれている女性の心疾患についても御講演をいただく予定です。

Prof. Ciro Indolfi (University Magna Graecia Campus of Germaneto, Italy)
特別講演4: TAVI in patients with aortic stenosis and intermediate risk
9月29日(金)16:00~16:45 第2会場(大阪国際会議場 5F 小ホール)

イタリアのProf. Ciro Indolfiは心臓病学の基礎的研究および心血管インターベンション領域における研究の両面におけるエキスパートです。臨床領域では幅広く先進的なインターベンションでの多くの仕事をされてきました。今回の講演では欧州でのTAVIの現状と展望についての話をいただく予定です。今後のわが国でのTAVIの展開を考えるうえで非常に示唆に富む御講演になるものと期待されます。

Dr. Bruce C Neal (The George Institute for Global Health, Australia)
特別講演9: The Effects of Canagliflozin on Cardiovascular, Kidney and Safety Outcomes―the CANVAS Program
9月30日(土)14:45~15:30 第2会場(大阪国際会議場 5F 小ホール)

今年6月にSGLT2阻害薬の大規模心血管イベント評価試験であるCANVASプログラムの結果が報告され大きな話題となっております。この著者であるProf Bruce C Nealが試験発表後初めて来日し、その詳細を御講演いただきます。まだまだ明らかにされるべき点は多く残されておりますが、我々循環器医にとって非常に重要な試験でありその詳細な結果に大きな興味がもたれます。

Prof. Kirk L. Peterson (Sulpizio Cardiovascular Center University of California, San Diego, School of Medicine, UC San Diego Health System, USA)
特別講演10: Degenerative Calcific Aortic Stenosis: Historical Developments and Current Therapy
9月30日(土)15:30~16:15 第2会場(大阪国際会議場 5F 小ホール)

Prof. Kirk L. Petersonは長年米国UCSDにて心臓病臨床に携わってこられました。現在、わが国でも高齢化とTAVIの普及により大動脈弁狭窄症に対する治療法が新たな局面を迎えつつある中で、今回の御講演ではその大動脈弁狭窄症自体の病態を歴史的な観点からお話をいただく予定であり、我々の臨床にも大きな示唆をいただけることが期待されます。

Prof. John D. Carroll (University of Colorado School of Medicine, USA)
特別講演11: Selective and Evidence-Based Use of PFO Closure After Cryptogenic Stroke
9月30日(土)16:15~17:00 第2会場(大阪国際会議場 5F 小ホール)

米国コロラド大学のProf. John D. Carrollはインターベンションカーディオロジストで、最近RESPECT試験にて、AMPLATZER PFOオクルーダーを用いたPFO閉鎖術が原因不明の脳梗塞患者での再発予防に有効であることを報告しました。今回この新しい知見およびこのデバイスの今後の展望について御講演をいただきます。この新規デバイスが我が国で今後どう展開されるのか期待されるところです。

他にも著名な海外演者を多数招聘しております。プログラム、抄録の閲覧はPC用のWeb版と携帯端末用のアプリ版の「Myスケジュール」をご用意しております。

抄録閲覧のパスワードは [プログラム集冊子に記載] しております。

Myスケジュール (オンライン検索システム)・Web抄録は、下記サイトよりご覧ください。
http://www.jcc-conference.org/65jcc/myschedule.html

2.JCC-JECCS共同プログラムのご案内

会員の先生方から貴施設の学生、研修医、若手医師の先生方へ、下記JCC-JECCS共同プログラムへの参加のご案内をよろしくお願いいたします。

JCC-JECCS共同プログラムでは、心臓病患者シミュレーター「イチロー君」を使用した実践的なトレーニングを行う研修を例年通り開催いたします。すでに循環器内科、心臓血管外科に入局して活躍中の若手医師だけでなく、これから臨床心臓病学の道を志す研修医、医学生の皆さんにもぜひ参加いただきたいと思います。

JCC-JECCS共同プログラムのお申込みはこちら »

3.日医認定産業医制度指定研修会

本学術集会では、下記ジョイントシンポジウム参加にて日本医師会認定産業医の生涯研修(専門)1.5単位・を取得することができます。 是非ともふるってご参加ください。

日本心臓病学会・日本循環器心身医学会ジョイントシンポジウム
「過労、ストレスと心血管病」
10 月 1 日(日)14:10~15:40
第 2 会場(大阪国際会議場 5F 小ホール)

その他各種学会の認定単位の情報はこちらをご覧ください。
http://www.jcc-conference.org/65jcc/unit.html

第65回日本心臓病学会学術集会
会長 宮崎 俊一
近畿大学医学部循環器内科 教授
大阪済生会冨田林病院 院長

◆お問合せ先◆

第65回日本心臓病学会学術集会運営事務局
〒541-0047 大阪市中央区淡路町3-6-13 株式会社コングレ内
TEL. 06-6229-2555  FAX. 06-6229-2556  E-mail: 65jcc@congre.co.jp
学術集会ホームページ: http://www.jcc-conference.org/