学会について

理事長挨拶

日本心臓病学会代表理事 代田浩之

日本心臓病学会 代表理事(2016年-2018年)
代田 浩之(順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学 教授)
Hiroyuki Daida, MD, FJCC

この度、伝統ある日本心臓病学会理事長を拝命しました。わが国の臨床心臓病学を先導してきた本学会を継承し発展させる任につくことを大変光栄に思うとともに、その責任の重さに身の引きしまる思いであります。

日本心臓病学会は心音図研究会から臨床心臓図学会を経て、1987年に設立されました。以来、坂本二哉初代理事長から平山篤前理事長まで素晴らしい指導者のもと、我が国の心臓病学の発展と若手医師の育成に大きく貢献してきました。会員数が7,000人を越え、学術集会では先進的な研究成果の報告とともに充実した教育プログラムが企画され、多くの医師、メディカルスタッフの参加を得ています。機関誌であるJournal of Cardiologyも2016年のImpact Factorが2.405と順調に成長し、ユニークな症例報告ジャーナルである Journal of Cardiology Cases とともに国際的にも認知されています。American College of Cardiologyをはじめ国内外の学会とも活発な交流・連携活動を続けて来ました。

2015年には日本心臓病学会は一般社団法人となり、社会においてより広く認知され活動することになりました。一方、我が国の医療を取り巻く社会の環境も大きく変わりつつあります。

我が国の急速な高齢化、医療政策の変化、そして研究の倫理指針の整備、専門医制度の変革並びに専門領域の統合と細分化などがその例として挙げられます。日本心臓病学会もまた、変化する社会の要請に対応した活動の推進と臨床教育の充実そして社会へ発信を行っていく必要があります。その際、本学会の設立の趣旨である専門集団の自由な集まりと活発な情報交換および実践的臨床教育が、引き続き充実して行われる環境を整えることが私たちの務めだと思っています。そのためにはより多くの業種や様々な専門領域からの参画、さらに先進的医療開発を支える産学官連携環境の整備と成果の社会への還元などが重要です。また社会への情報発信は、国内に限らず世界へ、特に欧米だけでなくアジア諸国との連携もさらに活性化していく必要があります。もちろんこれまで通りに充実した臨床教育を行うことは心臓病学会の大きなミッションの一つです。他学会と協力しながら、魅力的な教育プログラムを継続的に企画し、若手循環器医師の教育の柱として活動を続けて参ります。

次世代の臨床心臓病学の発展と人材育成のために、引き続きご支援くださいますようよろしくお願いします。

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一般社団法人 日本心臓病学会
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